■ Diary ■

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(励まし、感想をいただけると、これからも頑張れるようになります)



 どうも。いよいよ東方三月精合同誌の参加締め切りが残り一日となりました。
 最後の1秒まで参加を受け付けておりますので、みなさんのご参加をお待ちしております。

 漫画を描いてくださる方が思ったより少なかったので、もしかしたら漫画での参加者さんのみを延長して募集するかも。

 それもこれも、あと23時間ほど経ってからになるんですがね。


 さて、ドラクエ9的近況です。

 え〜、数日前にクリアしちゃってます!! 今はその後の世界を旅しています。宝の地図とか宝の地図とか、宝の地図とか。
 配信クエストもばっちりクリアしていってます。どんなストーリーが待っているのか、楽しみですね。
 あと、今日から、リッカの宿屋にスペシャルゲストがやってくるようですね。公式サイトにもありましたが、シルエットはバレバレですね。そして、なんともわたしにとっては嬉しいゲストです。
 今日のうちに来てくれるのかな?

  虹階



 どうも。いよいよ東方三月精合同誌の参加締め切りが残り一週間となりました。
 まだまだ参加は受け付けておりますので、みなさんのご参加をお待ちしております。

 現在、13名(虹階含む)の参加者となっております。

 10名は超えたいなぁと思っていたのですが、すでに目標を突破できちゃいました。こうなったらどこまでいけるか、楽しみです。
 ただ、漫画での参加者が少ないのどういったことなんでしょうか? やはり漫画で本編が進んでいるから、なのでしょうか?

 さて、わたしですが、まったくネタが思いつかないときたもんだっ!
 ま、マズイぞ……

 いや、ないわけじゃないんです。ただ、落とせなかったり、発展しなかったりで没だらけなんです。

 なんとかする。これぞ虹階クオリティ。

  虹階



 どうも。昨日は日食でしたね。京都でも部分日食が見られました。
 ただ、見られたと言っても、天気は薄曇だったため、ピンホールや木漏れ日の形が変わる様子を見ることはできませんでした。それでも、雲がフィルターになってくれたため、カメラで撮影ができましたよ。




 11時5分の最大食に撮影したかったのですが、そのときは雲が多かったことと、外に出るタイミングを逃してしまったので撮影することができませんでした。それでも、これだけ欠けた太陽が見られたのは嬉しかったです。
 こんなに感動できるんだったら、皆既日食が見られたらどんなことになるんだろ……

 ということで、皆既日食はテレビで見ました。
 コロナやプロミネンスがはっきりと見ることが出来ました。また、ダイアモンドリングはテレビ越しながらにして圧巻でした。テレビに向かって「おぉ〜〜!!」と一人叫んじゃいましたよ。

 次回は26年後だそうですね。皆既日食、見てみたいなぁ。

  虹階



 どうも。ちゃんとおとといの19日には帰ってきていました。ただ、前日からの徹夜+結婚式二次会でのお酒のためにサイトを更新するパワーは微塵もなく…… さらに、昨日は別で記述する撮影の旅に出ていたので、これだけ遅れてしまったわけです。

 いいわけ終わり。

 さて、撮影の旅は後にして、昨日は久々に買い物へ出かけました。そして、けいおん! 祭りになっていました。
 で、買ったものがコチラ↓


 ここに加えて、ペットボトルの紅茶(ストレート)と麦(ムギ)茶が冷蔵庫で冷やしてあるわけで。
 これも、一重に複製サイン入りブロマイドを手に入れるためだったのです。ま、写真には入っているんですがね。
 よくよく見れば一人欠けているように見えるかと思いますが、気のせいでも目の錯覚でもありません。見えているもの、見えていないものが真実なんです。
 ごめんね、りっちゃん……

 いや、最初は2人もらえればいいやと思って、2500円分を買ったんですよ。その後に上に映っていないお茶2本を見つけてしまったんですよね……
 欲しいと思った瞬間に、手には2本のペットボトルが。
 こうなったら2000円にしてもう2枚のブロマイドをもらおうとしますよね? さて、2000円にするにはと思って、ギターの形をしたケースを見ました。すると、1500円だったので、消費税でOK! と思ったら1975円で届かず…… ということで、さっきの500円がここで効いてきたんですよね。もっと早く気づけばこんなことにはならなかったのにね。

 だから、3枚なんです。

 来週まで残っていそうなら、りっちゃんをゲットしてきます。


 撮影の旅の前に。
 ドラクエ9的近況。
 昨日はすれ違い通信をしまくってきました。結局、24人の人とすれ違いすることができました。
 もっとすれ違えていたとおもうんですけど、一度に3人しかすれ違えないので、定期的に呼び込みし直しをしていました。めっちゃめんどくさかったです。3人は少ないですよ……
 すれ違いのおかげで宝の地図がたくさん手に入りました。これから探して探検してみようと思います。

 現在、39時間。
 旅芸人Lv.34
 戦士Lv.26
 僧侶Lv.35
 魔法戦士Lv.32

 となっております。ストーリーとしては、果実を集め終わり、あろ洞窟へ向かうところで寄り道中です。
 さっさと進めないかんな……


 ということで、お待たせしました(?)
 別ページにて、撮影の旅、「けいおん! 舞台訪問」をお送りいたします。
 ただ、一日に回れる距離にも限度がありましたので、回れるだけ回ってきたのが現状です。ですが、これで終わりとせず、第2回も計画しています。

 実は、初めて撮影している人たちを見つけました。

 ということで、接触を試みました。

 すると、3人は関東は埼玉から、もう一人は広島からという男3女1の4人組でした。
 途中からその方々と一緒に回ってきました。
 とても楽しかったですよ。話しかけてみてよかったと思いますね。こうして知り合いの輪が広がっていくといいなぁと思います。

 それでは、どうぞ〜→

 おまけ。


 フルフルだと……!?

  虹階



 どうも。一時帰還が終了する虹階です。
 出張の第2部が明日からスタートです。やってらんないわ。
 でも、ドラクエ9を手に入れたので、出張も苦じゃないはずです。

 そんなドラクエ9。
 現在旅芸人でLv.14です。早く転職したいんですけど、ついつい寄り道ばかりしちゃうんですよね〜。そんなダーマももう少しな気がします。

 今回の9は、3のように仲間を作れるんです。ということで主人公の名前を含めて、悩みに悩みました。

 1.東方Projectで固めてみる

 れいむ、まりさ、さくや、さなえ。
 レミリア、さくや、パチェ、フラン。
 ゆゆこ、ようむ、ゆかり、らん。
 かぐや、えーりん、もこう、うどんげ。
 すわこ、かなこ、さなえ。
 さとり、こいし、おりん、おくう。

 などなど。

 い、いいじゃないの!
 と思ったのですが、コレ、学生さんたちとマルチプレイしたら、ザラキーマ100連発で二度と生き返れなくなる……
 今回セーブが一つしか作れないのが残念でなりませんな。

 2.けいおん! はどうだろう

 ゆい、みお、りつ、ムギ。
 あ、あずにゃ〜〜ん!!

 3.らき☆すた はいいんじゃない?
 こなた、かがみ、つかさ、みゆき。

 これもいい感じ。だけど、1.に同じ理由で即死。

 4.モンハンは……
 ティガ、レイア、レウス、ランゴ。
 選択肢は数多し。ただ、そこまでする必要あるんかね?

 5.家族にしてみる
 そのままではアレなので、少しいじっておく。無難と言えば無難ですね。

 ということで、一番無難な5.にしました。
 主人公を「にじかい」にしようと思ったのですが、久々に、旧主人公名を使うことにしました。

 さて、帰ってきたときにはどうなっているでしょうね。

  虹階



 どうも。一時帰還を果たせた虹階です。
 出張の第1部が終了しました〜。そして、第2部は15日から19日までとなっています。

 三月精合同誌の参加者がじわり〜と増えてきています。嬉しいことです。しかも、SS作家さんが増えているんですよ。これは、やはりSSを書いてきた者としては、さらに嬉しいことですよね。

 ということで、SS作家の方々へ、形式などを統一するために作成手引きを作りました。合同誌のサイトからリンクを貼ってありますので、SSでのご参加を希望されている方は一読をよろしくお願いいたします。
 この手引きの中には、直接書いていませんが、漫画を描かれる方への注意も含まれていますので、漫画の方も関係のありそうなところは参考にしていただければと思います。

 締め切りまであと3週間を切りましたが、もう少し欲を言えば、漫画、イラストでの参加者さんが増えるといいなぁと思っていますが、贅沢な話ですよね、まったく。

 やっぱり宣伝が足りていないのかな……

  虹階



 どうも。本日から12日まで、仕事(研究、実験)のため出張してきます。
 前回と同様に、メールはチェックできますので、お返事は可能です。しかし、本サイトの更新は12日深夜以降となります。
 さらに申し訳ありませんが、15日から19日も同様に出張で家を空けますのでサイトの更新はできません。
 ということで、合同誌への参加をご希望の方は、メールを送信していただいて問題ありませんが、HPへ反映されるには少々お時間を頂かねばならないことをご了承ください。

 いろいろ慌しいことになっており、まことに申し訳ありませんが、何卒ご理解の程、よろしくお願いいたします。

  虹階



 夏もじわじわと本領を発揮しようとしている七月の上旬。早く鬱陶しい梅雨が明けてほしいと願わずにいられない夏のある日のことである。

「こんにちは〜」
 梓はキィッと音を立てる音楽室の扉を開けた。
 目に入ってくるもの、それはもう見慣れたいつもの光景。
 の、はずだった。
「やっほ〜、あずにゃん!」
「おっす、あずさ」
「よっ」
「こんにちは、あずさちゃん」
 軽音楽部の2年生たち、唯、澪、律、紬の4人は、それぞれが異なる作業をしながら梓の来室を迎えた。
「せ、先輩たち、何をされているのですか?」
 梓は見れば分かる光景を、敢えて聞いてみることにした。
「ん〜? 飾り付けだよ〜」
「正確に言えば、七夕飾り、だな」
「早くあずさも手伝ってくれよ!」
「さぁ、一緒にやりましょ!」
 何とも楽しそうに4人が4人とも答えてくれたのである。
 少し前の梓ならば、ここで、
「何やっているんですか! 練習しましょうよ、練習!!」
 と叫んでいたであろうが、今の梓は昔の梓ではない。こんな時は何を言っても、テコを挟んでも動じないのが先輩たちなのだ、と少し自分を納得させられるようになっていたのである。そして、話を合わせられるようにも。
「そういえば、今日は7月7日、七夕でしたね。それで、笹飾りをされているのですね」
「そうだよ。あずにゃんも早くこっちに来て飾りつけしようよ、楽しいよ!」
「……はい、では」
 梓はマイギターとカバンを置き、唯たちの元へと駆け寄った。

 夏の午後と言えるような蒸し暑さの中、唯たち5人はせっせと飾りつけを進めていった。

「よくこんなに立派な笹が見つかりましたね」
 梓は折り紙を切りながら、隣にいた唯に尋ねた。
「あ、これはね、ムギちゃんが用意してくれたんだよ!」
「む、ムギ先輩が、ですか。やはりというか、さすがというか……」
 笹を見上げながら感心しきっている梓に、紬は少々照れながら、
「大きなものでなくていいって言ったのにね。ホント、いつもやりすぎなのよ」
「でも、凄く立派な笹ですから、飾りつけをしたらとってもきれいでしょうね」
「そう? あずさちゃんに気に入ってもらえたら、嬉しいわ」
 紬はふふふっと微笑みながら、金色に輝く星型の飾りを切り終えるのだった。

 それから1時間も経たない頃。大方の飾りつけが終わった。
 大きな笹は、天の川やちょうちん、鎖などの折り紙で作られた飾りつけによって彩り豊かな七夕飾りへと変身していた。

「さ、あとはメインイベント! 短冊に願いを書くだけだな!」
 律が色とりどりの短冊を握りしめ、グッと拳を天井目掛けて突き上げた。
「おいおい、そんなことやったら短冊がくしゃくしゃになるじゃないか…… もう、全く律は……」
 見かねた澪が、律から短冊を奪い取り、しわをのばしながらみんなに配った。
「ぶ〜、みおはクールすぎる」
「りつがはしゃぎすぎなだけだ」
「そうか? アレ見てみろよ」
「ん? ……あっ」
 律が指差す先、澪の視線の先には、短冊を手に小躍りする唯と、それをあわあわしながら落ち着かせようとする梓、2人をふふふっと微笑みながら見守る紬、何かわからぬオーラを放つさわ子の姿があった。
「やれやれ……って、先生まで何やっているんですか!」
「えっ!? 何って、短冊に願い事を書くに決まっているじゃない!」
 なんでそこに突如かつ平然といるんだ、と聞きたかった澪だった。

 みんなはそれぞれの願い事を誰にも見られないようにして書き、笹にくくり付けた。

「こうしてみんなで見るのに、何で書くときって見られないようにしたくなるんだろうな」
「だよね〜。わたしなんか部屋の隅っこで書いちゃったもんね」
 てへっと下を出す唯に、くすくすっと笑う一同だった。
「よ〜し――」
 律がグッと拳を握り、振り上げた。
「第1回、軽音部願い事選手権の始まりだー!!」
「いぇーい!」
「おいおい……」
「楽しみね〜」
 何かと盛り上げたがる律とそれに乗じる唯、それをいさめるでもなくただ見守る澪、ちゃっかりのっかかっている紬。梓は、この絶妙にバランスの取れた関係が音楽にもそのまま反映されているのだろうか、と思うのだった。
「おい、あずさも乗ってるかー?」
 律がけしかけてきたので、梓は、
「おー!」
 と、ちょっと頬を赤らめながら応えるのだった。

「一人目! 今年こそ、男運を(以下略)」
「ちょっ〜と! 最後まで読みなさいよ! 私の切実なる願いなんだから!」
「これは織姫と彦星の恋にかする位の願いだけど、さわちゃんとなると何だかピュア加減がなぁ」
「そ、それが顧問に対する言い方? 酷すぎるわ〜!」
 さわ子は口を手で覆い、涙を振りまきながら音楽室を出て行った。
「あぁ、さわ子先生出て行ったじゃないですかっ!」
「まぁまぁ、どうせ明日になったらここでムギのお菓子とお茶を平気で飲んでるんだからさ」
「むぅ……」
 全くもって律の言うとおりになるだろうという予測が、このとき全員の脳裏に過ぎっていたのだった。
「……次行ってみるか! え〜っと、ギー太と、りっちゃんと、みおちゃんと、ムギちゃんと、あずにゃんと一緒に武道館! ゆい」
「あ〜、わたしだ!」
「またでっかい願い事だな。ま、ゆいらしいといえばらしいか」
「りっちゃんの言った目標だけど、やっぱり叶って欲しい願いでもあるよね〜」
「でも、武道館なんて、恥ずかしい……」
 ポソッと呟いたはずの澪の言葉は、全員の耳にしっかりと届いていた。
「何言ってんだよ、澪〜」
「そうだよ、みおちゃん。自信持とうよ!」
「みおちゃんは、かわいいし、歌うまいし、自信持って良いと思うわ」
「そです! みお先輩はわたしのあこがれなんです。自信を持ってください!」
「み、みんな……あ、ありがと……」
 みんなの優しい気持ちに応えて、これからもがんばらなくちゃ、かわいい歌詞とタイトルを提供していかなくちゃと思う澪だった。
「さて、次はわたしが読むわね?」
 紬は、まだ読まれていない短冊から一葉選んだ。
「えっと、みんなを支えられるように、もっとベースが上手くなりたい みお」
「現実的過ぎだな〜、み〜お〜?」
「い、いいじゃないか別に! もっと上手くなりたいのは当然の願いなんだから」
「あれ〜?」
 そのとき、唯が一枚の短冊を見て首を傾げた。と同時に、ギクッとする人物がいた。
「こんなこと書いてるよ〜? みんなのリズムの中心になれるように、ドラムをもっと上手になりたい! りつ」
「や、こ、これはだな…… ハハハ、その願いの通りです……」
 そう言うと、がっくりと肩を落とす律だった。
「でもすごいね、りっちゃんとみおちゃんって楽器は違っても、同じお願いだなんて」
「なんだか運命みたいなものを感じますね、先輩たち」
「まさに、運命、デスティニーね……」
 紬のポワポワ感はさておいて、律と澪は、急に恥ずかしくなってきてしまった。お互いを直視できないというか、見られないというか。

「みお……」
「りつ……」
 やがて2人は直視できなかったことも忘れて見詰めあい……

「――やがて2人はお互いの肩に手を回して……ウフフフッ」
「お〜い、ムギちゃ〜ん、帰っておいで〜」
「「ムギ〜〜〜!」」
「ぅはっ! わ、わたしったら、何てことを、あぁ、まぁ」
 一人錯乱状態の紬を何とか落ち着かせたところで、その紬の短冊が読まれることとなった。
「えっと、みんなと楽しいお話とお茶と演奏が出来ますように つむぎ」
 これにはみんなが脱帽するしかなかった。ここまでやってこられたのも、紬の持ってくるお茶とお菓子があってのものだからである。バンド名である「放課後ティータイム」も、紬が持ってきてくれたお茶とお菓子がなければ誕生していなかったのだから。
「これからもよろしくお願いします。ムギちゃん大先生!!!」
「う、うん、がんばるね!」
 最敬礼をする唯にちょっと困り顔をしながらも、これからの努力に対してはまんざらでもなさそうな紬だった。
「この軽音部が存続しているのも、ムギ先輩のおかげなんですよね。かく言うわたしも先輩のケーキに何度救われたことか」
「そ、そんな大げさなことじゃないわ」
 梓の謝意を手を横に振って答える紬だったが、その謝意が3人になると紬は横に振る手を止めるしかなかった。
「ホント、ムギのお菓子とお茶には救われているんだ。部長として、この田井中 律、感謝申し上げます!」
「そんな、わたしもこの楽しい放課後を一緒に過ごさせてもらっているんだから、これくらいは当然だもの。だから、これからも一緒に楽しみましょうね」
「うん!」「うん」「おぅ」「はい!」

 残すところ、読まれていない短冊は一葉となった。

「で、そんなあずさは何て書いたんだ〜?」
「わ、わたしはっ! そのっ!」
「もっと先輩たちと音楽がやりたい あずさ」
 梓は、改めて読まれると、恥ずかしくて顔が熱くなる感じがした。
「ん〜、あずにゃんはやっぱり音楽が、軽音が好きなんだね〜」
「はい。わたしは先輩たちの音楽を聴いてここに入りたいと感じたんです。だから、やっぱり先輩たちと合わせる時が一番楽しいです。そんな時間がずっとずっと続いたらいいなって思ってます」
「あずにゃん……」
 唯は感動のあまり、梓にギュッと抱きついた。
「ゆ、唯先輩!?」
「うれしいよ、あずにゃんがそう言ってくれて。わたしもね、へたっぴだけれど、みんなと一緒に音楽やっているときが一番楽しいって思えているんだ。きっとみんなだってそうだと思うよ?」
「あぁ、あずさが入ってきて一層音の厚みも幅も増したから、楽しさは何倍にもなってきたもんな。それに、ゆいにちゃんと合わせてくれる実力もいい」
「うん、あずさはわたしのドラムにもしっかり付いてきて合わせてくれるしとってもやりやすいよ。実はこれでもあずさが入ってきてからさらに基礎練習の時間を増やしているんだぜ?」
「あずさちゃんはわたしたちにいい刺激を与えてくれていると思ってるの。わたしたちだけではどうしてものんびり行っちゃう癖が出てくるみたいだしね」
「ゆい先輩、みお先輩、りつ先輩、ムギ先輩……」
 梓は、改めて4人の先輩たちの思いを聞き、涙が出そうになった。でもここで泣いてしまってはそこで終わってしまうように思えて、グッと堪えた。そして、精一杯の笑顔で、4人に向かって1つの「お願い」をした。

「先輩、ずっと一緒に音楽、やっていきましょうね!!」


 七夕の夜の願い事。
 それは、こと座のベガ、通称織姫星、わし座のアルタイル、通称彦星へと届ける願い。
 その距離にして25光年と17光年。
 とは言えど、彼女たちのように精一杯「今」という時に願いを込めて生きている者たちには、そっとその距離を縮めてくれる。

 そんな願いをしてくれる誰かがいても、いいんじゃないかな。

  おわり

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 どうも。今日は七夕ということで、七夕を題材にしたSSをお送りいたしました。いかがだったでしょうか?
 一度けいおん! のメンバーでSSを書きたかったんですよね。書きながら脳内でキャラを動かすのはやっぱり楽しいです。ただ、漫画とは違い、やっぱり動きやキャラの表情が表しにくいですね。
 ちょっと苦労したのは、澪と律のしゃべり方の区別でした。意外と似ているんですよ、2人は。

 このお話はすでにmixiで公開しているものと同じなのです。ですので、2時間半で書き上げたそのままを転載いたしております。至らぬ部分が多々あったかとは思いますが、そこは一つご容赦願えればと思います。

 今宵、あなたの見る空には、数多の星たちが輝いているのでしょうか?

  虹階



 どうも。もう7月ですよ! 2009年も半分が過ぎていってしまいました……

 さて、5日間の東京お台場出張から帰ってまいりました! が、昨晩からの腹痛が治まらず、今も痛みの波をざっぱんざっぱん受けています。うぅ、イタイ……

 東京は意外と涼しく、スーツの上着を着ていてもそこまで辛くなかったですね。ま、曇っていたり、小雨が降ったりしていたからかもしれませんがね。

 出張だったわけですが、そんなに一日中缶詰だったわけではなく、1/1 ガンダム(18m)を見たり、藍川くんと秋葉原を歩き回ったりとそれなりに楽しんできましたよ。
 でも、最終日がこれじゃあ、台無しですよ。銀座の花畑牧場に行きたかったのにっ! 腹痛なのにアイスクリームを食べられるはずもなく。新幹線内で腹痛の大波が来ないことを祈りながら京都へと帰ってきました。
 明日には治っていることを祈るしかないですね。

 合同誌に関して。
 参加者が二名追加されました! この調子でどんどん増えてくれると嬉しいですね。
 あと一ヶ月、みなさまのご参加をお待ちしております!!

  虹階


2008年12月
2009年1,2月3、4月5、6月

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